は、ロバのみみーーーーーぃ。
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職業柄、日本語に敏感な私。
最近かなり心を打たれたのが「しょんぼり」だ。
実際につかっているのを聞いたのは、20数年生きてきた中で初めてだった。
実にどうでもいいことだが、実に耳新しい。
某百貨店にてエスカレーターに乗っていたところ、後ろにたった20代半ばの女性二人の会話。
一人がバーゲンの日にちを間違えていたために、すでにセールが始まっていたにもかかわらず、
素通りしたために下着を買い損ねたと話し出した。そこですかさず連れの女の子が
「それはしょんぼりだね」
と会いづちをうった。
確かに最近の下着は寄せて上げての能力もさることながら、お値段レベルも相当高い。
セールを逃したとなると、がっかり度も高いだろう。
そのがっかり感を「しょんぼり」で表すと、かわいらしさもプラスされて、「がっかり」よりも
ぴったりな表現だなぁと感心した。
なおかつ、しょんぼりをマンガくらいでしか見たことなかったので、普通に使うのにも驚いた。
そういえばもうひとつ。「貴様」
貴いに様がついた、かなり美しく丁寧な表現であろう言葉だが、実際使われるとかなりの
品のない言葉である。「キサマ」。
とある派遣先で、いきなり支配人にお前呼ばわりされたかと思いきや、イライラ絶好調に達した彼は、
突然私をキサマ呼ばわり。
「貴様」なんて、これまた漫画の中出くらいしか見たことないなぁ
「きさま~。カカロットめ!」(ドラゴンボール、ベジータが悟空に向かって)
その言葉の汚さよりも、その言葉を使う人がいることにびっくりだ。
ある意味死語とよべそうな、そんな日本語との遭遇に、今後も期待。
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