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夏休みも終わり授業が始まった。
この時期、先生が悩むのは勉強のことはもちろん、
生徒からのお土産だ。
生徒はゴマすりもかねてニコニコとお土産を渡してくる。
しかし、どれ一つとして、予想をはるかに超える代物なのだ。
今回のラインナップ
・「五味の種」
・「薫糖」
・「急須」
・「福の神のような銀のお守り」
「五味の種」
これはわたしが勝手に命名した。ドライチェリーだが、よけいなことにその周りに
妙な粉がふってあって、食べると「すっぱい、しょっぱい、甘い、辛い、苦い」の
五つの味が口の中に広がるのである。
だから誰に味を聞いても、違う答えが返ってくるというとんでもない食べ物。
「薫糖」
どうやら黄な粉を圧縮されて作られているようだが、口の中の水分をあっという間に
奪っていく。ちなみに生徒に「何からつくれれていますか?どんな味ですか?」と
きいたら、
「知りません」
と言ったらしい。中国人も得体が知れないものを、どうしてお土産にするのか・・・。
「急須」
これは周りの先生から一番うらやましがられた。
でも見た目が100円均一で買ったくさい。
ふたの穴を押さえて傾けたときに中のお湯が出なければ、
密閉度が高く、いいものらしい。
早速水で実験・・・・。
どぼどぼどぼーーーーーーーーーーー。
勢いよく出てきた。100円均一決定☆
いや、どんなに怪しい食べ物でも、すき間からお湯がどぼどぼでる急須でも、
生徒の気持ちが大切だ。
でも、せめて自分がおいしいと思ったものを買ってきてほしいと思うのは
欲張りすぎでしょうか?
事務室には「五味の種」がずっと残っている。